面子は趣味です。超人は描けない。
蜘蛛がピザ屋のバイトしてたのは何かの運命じゃないかと思ってます。蝙蝠がよく下水道に入るのも(以下略)
やっぱり亀は互いを呼びとめる時はマスク引っ張るんでしょうかね。
スクロールでRM甘やかし祭の会場へ。
「ああああおいらのヒーローが行っちゃうよぉ・・・!!」
「馬鹿な事言ってねェで帰んぞ」
「〜〜〜〜〜〜ラフのバカっ!!!!」
ヒーローに逢えるチャンスなんて滅多に無い事です。
それを妨げたラフにマイキーお怒り爆発。
一方事情を知らない寒色お兄ちゃんズは困惑するばかりです。
もうすぐ夕食の準備をする時間なのに・・・困ったものです。
そして気まずい赤い亀。
筋トレに励んで誤魔化していますが、末弟の機嫌を予想以上に損ねてしまった事に動揺しています。
「何で俺が悪リィ空気なんだよ・・・・・・・・ったく・・・・・・・」
「・・・・」
どうにか機嫌を直してもらえないでしょうか。
単純思考のラフにとってこれは難問です。
その時。
懐かしの青春アイテムが彼の眼に留まったではありませんか!!!
「・・・これだ!!!」
次男はいつも即決です。
ラフ貴方どこで筋トレしてたんですか。
さて、時は過ぎ夕飯の時間。
末弟の懐柔手段をよーく御存じの三男は出来たてピッツァと優しい言葉で誘い出します。
「うちの甘えん坊拗ね王子様、本日のピザの焼き具合はいかがでしょう?」
「・・・別においらスネてないもん」
全世界に向けて拗ねていた末っ子も、三男には口を利いてくれる様子。
「そうかな?でもまぁそろそろディナーの時間だからね、手伝ってくれないと」
「・・・」
「それに今日はゲストが来ているからね」
「ゲスト?エイプリル??」
きょとんとする末っ子。
さてこのカメハウスにゲストとはこれ如何に。
「…なんでナイトウォッチャーがウチにいるの?」
慣れた手で菜箸を持つあの姿は、間違いなくナイトウォッチャー様です。
ダークヒーローが何故この下水道の我が家にいらっしゃるのでしょう。
末っ子パニック状態。
「いやあ〜プフッ彼がね、プッどうしてもマイキーにプフフフフプフッ謝罪をッゲフン、ディナーを一緒にしたいって言ってきてねぇ・・・プフフフ」
「・・・・(ドン後でぶん殴る)」
「ドニー、笑いすぎだぞ」
お兄ちゃんたちの怪しい態度はともかく、ナイトウォッチャー様はもてなす気満々です。何そのケーキ。
続くらしい。